六大課とは、三式と三典の術数を合わせた六種類の五術体系であり、『三式』の太乙神数、奇門遁甲、六壬神課、『三典』の河洛易数、星平会海、宿曜演禽、の六つです。
また五術とは『命/卜/相/医/山』という五つの機能分類であり、風水は、人相、名相、印相などと同じく『相』に分類され、六大課すべてにそれぞれの風水理論があります。また『山』(山道)と関連するとも言われます。
各々の特長は、もっぱら理気つまり建造物などの方位に関するものであり、風水地理五訣の『向』に属するものです。
風水ではどの方法でも巒頭つまり『竜/穴/砂/水』の見方は殆んど同じであり、特に六大課では使う記号が異なるだけで、内容はどの方法でも全く同じです。
なかでも、奇門風水の巒頭の見方は、記号類型として非常によく整理されており、台湾出身の風水師張耀文(張明澄)によれば、奇門遁甲の理論を風水に当て嵌めたのではなく、風水の巒頭から奇門遁甲が生まれた、と言う見方を取っているそうです。
そのため、『星平会海』などのように、『理気』については独自の理論を使うものの『巒頭』については、『奇門遁甲』の理論をそのまま使うものもあるといいます。